アメリカ発祥のボードゲーム「モノポリー」は、お金の勉強(金融教育)や知育に適したおもちゃとしても知られていますが、実際のところどのような知育効果があるのか、起源から雑学を交えて紹介していきます。
モノポリーは金融教育を促進し、不動産投資や資産管理、経済的なリスクと報酬などの重要な概念を楽しみながら教えるのに非常に効果的です。
モノポリーのように現実的な「お金」についての教育を兼ねたゲームはなかなかありません。
特にモノポリーの知育効果と金融教育のポイントを詳しく解説しています!
モノポリーの発明~大不況のなか大ヒット
起源と発明
モノポリーは、アメリカのエリザベス・マギー(Elizabeth Magie)によって考案されました。
彼女が考案したゲームは「The Landlord’s Game」と呼ばれ、不動産取引をテーマにしていました。
1930年代に、チャールズ・ドロウ(Charles Darrow)によって現在の形に近いモノポリーがデザインされ、販売されました。
そして大不況(世界恐慌)のなか大ヒットしました。
モノポリーの雑学と文化的影響
モノポリーの雑学
・モノポリーは、実在のアトランティックシティの通りをベースにしている
・モノポリーの世界記録では、最速でゲームを終了させるための戦術が熾烈に競われ、数分でゲームを終了することもあります。
・第二次世界大戦中、モノポリーはアメリカの捕虜収容所で人気のあるゲームとなり、ドイツ兵士と連合軍の捕虜の間でプレイされました。
モノポリーの文化的影響
モノポリーは世界中で数百万本以上販売され、家庭や友達との楽しい時間を与えました。
ゲームの駒は、映画、コミック、アニメのキャラクターまで多様で、カスタマイズの幅が広いことでも知られています。
モノポリーの知育効果と金融(お金の)教育
モノポリーは、楽しみながら知育を促進する素晴らしいゲームです。
このゲームは、経済、資産管理、戦略的思考、交渉力など、多くのスキルを養うのに役立ちます。
モノポリーが知育やお金の教育に与えるいくつかの利点は以下に記載します。
経済の基本理解
モノポリーはリアルな経済の流れを模倣しており、お金の流れや商取引の理解を促進します。
プレイヤーは予算を立て、収支を管理しながらゲームを進行させる必要があります。
不動産投資や資産管理の理解
モノポリーではプレイヤーが不動産を購入し、開発し、収益を上げる流れがシミュレートされます。(他のプレイヤーから家賃を取るというプロセスがリアルに再現されています。)
プレイヤーはどの不動産を選び、どのタイミングで投資を行うかを戦略的に考える必要があります。
これは不動産投資の基本的な概念を理解するのに役立ちます。
同時に、お金の管理することを学び、資産の価値を理解する手助けをします。
経済的なリスクと報酬の理解
モノポリーでは、プレイヤーがリスクを取り、投資を行うことで報酬を得る概念があります。
プレイヤーはリスクと報酬のバランスを理解し、戦略的にゲームを進める必要があります。
複利効果の体験
モノポリーでは、一度収益を上げるとそれを再投資し、複利効果を利用することができます。
投資の力を実際に体験する機会が疑似的に得られます。
戦略的思考の発展
プレイヤーは土地の取引や交渉を戦略的に進める必要があります。
どの不動産を購入し、どの物件・資産を開発するかを計画的に決定することは、戦略的思考力を高めます。
交渉力の向上
モノポリーでは他のプレイヤーとの交渉が不可欠です。
不動産の取引や家賃の交渉を通じて、プレイヤーは交渉スキルを向上させ、相手とのWIN-WINの合意を見つける方法を学びます。
家族、友人と遊び、学習する
モノポリーは家族や友達と共に楽しむことができ、同時に学びも提供します。
ルールを理解し、協力と競争を通じて、コミュニケーション能力も向上させます。
是非我が家でも取り入れたいおもちゃですね!
アメリカ発祥のボードゲーム「モノポリー」知育と金融教育(お金の勉強)まとめ
モノポリーは知育において楽しさと学びを結びつけた素晴らしいゲーム(おもちゃ)です。
また、モノポリーは金融教育を促進し、不動産投資や資産管理、経済的なリスクと報酬などの重要な概念を楽しみながら教えるのに非常に効果的と言えます。
モノポリーは、子供から大人まで経済的な概念や戦略的思考を発展させるのに役立つだけでなく、家族や友達との楽しい時間を提供します。
こういった現実的な「お金」についての教育を兼ねたゲームはなかなかありません。
ご興味があれば、どうでしょうか。ゲームとしても熱中する事間違いなしです。
日本版 モノポリーはこちら
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。