小さいの頃、自分も大好きだった塗り絵。
塗り絵は知育効果も高く、小さいうちから取り入れたい遊びの一つです。
子どもにやらせてあげたいけど「いつから?」「どうやってやらせたらいいの?」と悩んでしまいますよね。
この記事では塗り絵が始められる年齢・知育効果を解説していきます。
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塗り絵は何歳から始める?3歳頃からがおすすめ
塗り絵は3歳頃から始める子が多いです。
塗り絵は、基本的な手の筋力が発達した幼児期後半(3歳~)から始めることができます。
本人が楽しく塗り絵で遊べるようなら、もっと早くてもいいかもしれませんね。
上手に塗り始めることができるお勧めの年齢は4歳~6歳とされていますので発達状況の応じて、塗り絵で遊ばせてみてください。
幼児期のうちに様々な色の種類の絵の具やクレヨン、色鉛筆を使って色塗り(塗り絵)を楽しむことは、感覚を発達させ、手指の筋力と協調性を向上させるのに役立ちます。
大人用の塗り絵は非常に細かく、指先トレーニングや認知症予防などで親しまれています
塗り絵は小さい頃からできる遊びの中でも知育効果が高いので、できるようになったら遊ばせてあげましょう。
塗り絵を始めて、しっかり子どもの力を伸ばしてあげてくださいね。
塗り絵の知育効果
塗り絵の知育効果やねらいは次の通りです。
手の筋力と協調性の向上
塗り絵は、子どもの手指の筋力を発達させ、手と目の協調性を高めるのに役立ちます。
細かく色を塗ることは、微細な動きを必要とするため、手指の細かな筋肉の発達に貢献します。
枠を越さないように気を付けて塗ったり、同じ筆圧で均等な塗り方をしたり、と塗り方ひとつにしても鍛えられる要素なのです。
集中力や注意力の向上
塗り絵は子どもたちの集中力を養います。
一つの塗り絵に色を塗るためには、細かい塗り方(線や枠、色使い、筆圧による濃薄)に気をつけ、注意し、塗り絵に集中します。
注意力散漫になると枠からはみ出たり、色を取り違えたりしますからね。
創造性と想像力の促進
塗り絵は子どもたちに色彩やデザインの基本を学ぶ機会を提供し、同時に創造力や想像力を育む手段となります。
子どもたちは独自のアイディアを表現するために様々な色を使い、自分なりの表現を見つけることができます。
本来の見本の色使いを記憶したり、記憶している見本の色を再現したりとなかなか高度なスキルを要します。
ほかにも子どもがアレンジした色で塗り絵するなど創造力もそうですが好奇心も刺激します。
感情表現
塗り絵は子どもたちに感情を表現することができます。
子どもたちは塗り絵を通じて自分の感情を表現し、視覚的な形で感情を整理することができます。
また、思い切って色を塗ることで気持ちを発散させることもあります。
色の認識と色の名前の学習
塗り絵を通じて、子どもたちは色の認識や色の名前を学ぶことができます。
これは言語能力の向上にもつながります。
色の混ぜ合わせを学ぶことで、色と色の関係性や色彩感覚などを養うことが出来ます。
あとはシンプルに色使いが上手になりますね。色を使い分けて塗ることができるようになるため。
シュタイナー教育と塗り絵
海外において塗り絵を教育的な方法で活用していて、シュタイナー教育(またはワルドルフ教育)があります。
ドイツの哲学者ルドルフ・シュタイナーによって始められた教育法です。芸術を通じて心を育てるということで、数あるうち、塗り絵に関するものをピックアップしました。(以下)
シュタイナー教育の「にじみ絵・濡らし絵」は、子どもたちにとっては色遊びです。
色が自由に広がったり、濃くなったり、薄くなったり、色と色が混ざり合い違う色が生まれるといった子どもたちにとっての小さな驚きや学びが体験できます。
おうちに水彩絵の具があれば、「にじみ絵・濡らし絵」も試してみるものいいかもしれませんね。
▼「にじみ絵・濡らし絵」やってみた!記事は完成次第、公開します。もう少々お待ちください。
おすすめの塗り絵やお絵描きグッズ
塗り絵やお絵描きグッズで買って良かったものを紹介します。
我が家では定番のクレヨンと絵の具セットで、他の人にもおすすめしているグッズです。
ご参考までに覗いてみてください。
☆就学前まで とてもおすすめなクレヨン
手が汚れない、折れにくい、握りやすいの3拍子揃ったクレヨンです。
※クレヨンの芯を伸ばし過ぎると折れてしまいますが、普通に使うと折れません。
我が家では重宝しているクレヨンです。安くて丈夫な点がいいですね。
☆就学前まで コンパクトな絵の具セット
コンパクト、転倒防止(こぼさない)、片付けが楽の3拍子揃った絵の具セットです。
絵の具の入ったミニボトルがパレットに収まるので転倒してこぼしずらいのがいいです。
水不要で使えますし、絵の具の買い足し用もあるのでチューブタイプより楽です。
我が家の定番絵の具です。小さい子どものうちはこれでOK!と言えるおすすめの絵の具セットです。
塗り絵の知育効果は?何歳から始めるといい?おすすめ紹介まとめ
子どもたちの色彩感覚を養うことにはいくつかのメリットがあります。
色彩感覚を養うことで、認識能力が向上し、物の特徴を正確に理解する能力が高まります。また創造力を発展させるために、色を使って考えやアイデアを表現する機会が増えます。さらに、色彩感覚は言語能力の促進や感情の理解にも役立ちます。これらのメリットは、子どもの成長と発達にとって非常に重要な役割を担います。
是非、塗り絵を取り入れてみてはいかがでしょうか!