2024年の最新の知育玩具は、子どもの将来を担うための能力を育むものへと変化しています。
STEAM教育やAI・デジタル技術、サステナビリティ(SDGs)など、子どもたちが21世紀を生き抜くために必要な力を育むことができる玩具が注目を集めています。
2024年最新の知育玩具のトレンドは?
2024年最新の知育玩具のトレンドは、子どもの将来を担うための能力を育むものへと変化しています。
ではどんなものか、というと・・・
- STEAM教育を重視した知育玩具
- デジタル技術を活用した知育玩具
- サステナビリティを重視した知育玩具
これらのトレンドは、子どもの教育や社会の変化を反映したものと言えるでしょう。
それぞれについて以下より解説していきます!
STEAM教育を重視した知育玩具
近年、STEAM教育の重要性が高まっています。STEAM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の5つの分野を統合的に学ぶ教育です。
STEAM教育では、これらの分野を相互に関連付けながら学ぶことで、子どもたちが創造性、問題解決力、論理的思考力、コミュニケーション力、協調性などの21世紀型スキルを身につけることができます。
こうした背景から、STEM教育を重視した知育玩具が人気を集めています。
STEAM教育の重要性
STEAM教育は、21世紀の社会で必要とされるスキルを育むことができる教育方法です。
STEAM教育を通して、子どもたちは以下を身につけることができます。
- 問題解決能力の向上
- 創造力や発想力の向上
- チームワーク能力の向上
- 論理的思考力の向上
- 課題解決能力の向上
- コミュニケーション能力の向上
- グローバルな視野の獲得
つまり、
課題を自分から見つける能力
物事を様々な面から捉えて解決する能力
新しい価値を創造・表現する能力
が身に付くため、重要視されています。
プログラミング学習ができる玩具
おすすめのプログラミング学習ができる玩具は「プログラミングロボット」です。
子どもにプログラミングの基礎を学ばせるのに最適な知育玩具です。
プログラミングは、現在あらゆる分野で活用されており、
そのため、プログラミングを学ぶことで、将来的に様々な選択肢を持つことができます。
理科実験(電子工作など)を楽しめる玩具
理科実験キットを通して、子どもは科学的な原理を理解するとともに、
仮説を立て、検証し、失敗をしたら学ぶ「トライ&エラー」を体現することになります
また、理科実験キットは子どもの好奇心や探究心を刺激し、科学に興味を持つきっかけにもなります。
デジタル技術を活用した知育玩具
デジタル技術を活用した知育玩具も、近年人気が高まっています。
スマートフォンやタブレットと連動して遊べる玩具や、AIを搭載した玩具など、様々な種類があります。
これらの玩具は、子どもたちがデジタル技術に触れながら、新しい学びや遊びを楽しむことができます。
例えば、プログラミング学習ができる玩具は、子どもたちが楽しみながらプログラミングを学ぶことができます。
AI搭載玩具は、AIを搭載することで、子どもたちの学習や遊びをサポートする玩具です。
例えば、子どもたちの発言を理解して応答してくれる玩具や、子どもたちの学習進度に合わせて問題を出してくれる玩具などがあります。
AIを搭載した玩具
主にロボットの玩具です。
コミュニケーションロボットと言われる会話が可能なロボットです。
なかでも人気は、英会話ができるタイプです。
例えば、このようなロボットですね ↓
サステナビリティを重視した知育玩具
サステナブル玩具は、環境に配慮した素材や製造方法で作られた玩具です。
例えば、木材や再生プラスチックなどの環境に優しい素材で作られた玩具や、リユースやリサイクルに配慮した玩具などがあります。
知育玩具・おもちゃメーカーのサステナビリティの推進
サステナビリティを重視したおもちゃを製造している会社は、日本国内外で数多く存在します。
各おもちゃメーカーと取り組みを紹介したいと思います。
タカラトミー
タカラトミーは、再生可能資源やリサイクル素材を積極的に使用したおもちゃの製造に取り組んでいます。また、おもちゃの製造工程において省エネルギーや廃棄物の削減に配慮しています。
主な商品は、プラレール、トミカ、リカちゃん、ベイブレード、ゾイド、などがあります。
なかでも、特に注目を集めているものの一つが「プログラミングロボット:エムボット」です。
これはタブレット端末を使ってロボットをプログラミングすることができます!
▼タカラトミーや日本で有名な知育玩具メーカーを紹介している記事はこちらから
エドインター
エドインターは、環境に配慮したおもちゃの製造に取り組んでおり、環境にやさしい木(FSC認証)を使っています。
「おもちゃの炭化」の取り組みもしています。
産業廃棄物として処理する予定の不具合品を、普通に燃やすより有害物質の発生を抑えることができる炭にしています。将来的に肥料になったり、脱臭剤になったりと有効利用を目指しているとか!
ボーネルンド
ボーネルンドは、球環境に配慮した素材で作られた遊具のラインナップも増やしています
・デンマーク ダントーイ社の「Blue Marine」シリーズは、海洋ごみとして回収されたり、使用済の漁網やロープ、浮きなどの漁具から製造された「リサイクルプラスチック」素材。
・ダントーイ社の「I’m green」シリーズは、原料に農薬不使用のサトウキビ「バイオプラスチック」を使用しています。
・ドイツ・キカドゥ社のベビー用品には、厳しい基準をクリアしたオーガニックコットンが使われています。未来の地球環境や、働く人々の労働環境にまで配慮したエシカルなものづくりを続けています。ボーネルンドは、子どもたちが遊べる美しい地球を守るために、遊具やあそび道具にもエシカルという選択肢を提案しています。
引用元:SDGsとボーネルンド
LEGO
LEGOは、2030年までにおもちゃの製造に使用するプラスチックの100%を再生可能素材に置き換えるという目標を掲げています。また、2025年までに製品の包装に使用されるプラスチックの量を50%削減するという目標も掲げています。
LEGO社はサトウキビを原料としたレゴパーツの製造、ペットボトルを使ったレゴブロックの製造取り組みなど本気度が伺えますね。
Fisher-Price(フィッシャープライス)
Fisher-Priceは、2025年までにおもちゃの製造に使用するプラスチックの量を50%削減するという目標を掲げています。また、2030年までにすべてのおもちゃの製造を再生可能エネルギーで行うという目標も掲げています。
世界150ヵ国以上で販売されているアメリカの大手玩具メーカーです。「指先知育のハリネズミ」や「ベビーマット」など人気商品があり、レビュー記事は後程掲載します!
これらの会社は、おもちゃの製造において、環境に配慮した素材や製造方法を積極的に採用しています。また、おもちゃの修理やリサイクルの促進にも取り組んでいます。
これらの取り組みは、環境負荷の削減や持続可能な社会の実現に貢献するものと言えるでしょう。
環境に優しい素材や製造方法
具体的には、以下のようなおもちゃがあります。
- 再生可能資源である木材や竹、紙などを使用したおもちゃ
- リサイクル可能なプラスチックや金属を使用したおもちゃ
- 環境に配慮した塗料や接着剤を使用したおもちゃ
- 省エネルギーの製造工程で作られたおもちゃ
- 環境負荷の少ない製造工程で作られたおもちゃ
- 廃棄物の削減に配慮した製造工程で作られたおもちゃ
これらのおもちゃは、環境に配慮した素材や製造方法によって、環境負荷を削減することができます。また、子どもたちに環境問題について学ぶ機会を提供することもできます。
おもちゃのシェアリングやレンタルの普及
おもちゃのシェアリングやレンタルの普及は、おもちゃの製造や廃棄による環境負荷の削減につながります。
おもちゃをシェアリングやレンタルすることで、子どもたちは必要なおもちゃを必要なときにだけ利用することができます。これにより、不要なおもちゃの購入や廃棄を抑えることができます。
おもちゃのシェアリングやレンタルは、まだまだ普及途上ですが、今後より一層注目されるでしょう。
こんな方におすすめ!
・色々な知育玩具を与えたいが、知育玩具は高価な為沢山買えない
・子供があきっぽく、自宅がオモチャだらけ
・離れて住んでいる孫に、なにかしてあげたい
最新の知育玩具・おもちゃのトレンド(STEAM、AI、SDGs)まとめ
2024年の知育玩具は、子どもたちの能力を育むだけでなく、子どもたちの遊びや学びの可能性を広げるものとなっています。子どもの興味や関心に合わせて、さまざまな知育玩具を活用して、子どもたちの成長をサポートしましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
★人気記事