2歳~3歳児の発達って、本当にあっという間ですよね。
特に2歳6か月頃から3歳頃の成長は目まぐるしいものがあります。
言葉がどんどん出てきて、遊び方も広がる、そんな成長を一緒に楽しみたいけれど、どんな遊びをしてあげたら良いのか悩んでいるママやパパも多いのではないでしょうか。
この記事では、2~3歳児の発達の具体的な目安と、この時期にぴったりの遊び方(おもちゃ等)をご紹介します。
お子様の成長をサポートするヒントがきっと見つかりますよ。
興味がありましたら是非覗いてみてください。
本記事前半は発達、後半は知育玩具・おもちゃという構成になっています。
2、3歳の発達段階について
2歳児は、身体を動かすのが大好きで、言葉もどんどん覚えてきます。
自分と周りの人との違いを意識し始め、自己主張も強くなります。
遊びを通して、様々なことを学び、成長していきます。
発達の目安と特徴
2歳は成長が著しい時期で、子どもは多くの新しいスキルを習得します。
☆身体的な発達では、歩くことから始まり、走る、登る、跳ぶといった運動能力が向上します。
☆手先の器用さも増し、積み木や簡単なパズルを扱えるようになります。
☆言葉の発達も進み、数十語の単語を使い、簡単な2語文(「おいしい、りんご」など)を話すようになります。
☆感情の表現も豊かになり、自分の気持ちや欲しいものを言葉で伝えることができるようになります。
☆社会的には、他者との関わりが増え、模倣やごっこ遊びを通じて社会性を学び始めます。
☆日々の活動で、自分の意志を示すことやルールを学ぶ過程が見られます。
☆排泄のタイミングや自立もでてきます。(個人差あります)
成長が目まぐるしいですね!
2、3歳児(2歳6か月頃~3歳頃)の発達目安:「学び」
成長の兆しを捉えよう!
2歳6か月頃~3歳頃になると、お子様の学びはますます深まります。
具体的にどのような成長が見られるのか、見ていきましょう。
言葉と認識の発達
手先の巧緻性(器用さ)と創造性の芽生え
思考力の発達
これらの成長は、お子様が周囲の世界に興味を持ち、積極的に関わろうとしている証です。
これらの成長をしっかりと見守り、お子様の個性を伸ばしてあげましょう。
ご自身の目で成長を感じ、お子様との時間を楽しみましょう!
色々な経験をさせたいですね!
「学び」まとめ
まとめると、2歳児は
これらの成長を踏まえ、
- 子どもの想像力を刺激する遊びを提供する
- 言葉かけを通して、表現力を育む
- 様々な体験を通して、興味を広げる
などのサポートをしてあげましょう。
▼歌って踊って!家で出来るスカーフのリトミックについての記事はこちらから
2、3歳児(2歳6か月頃~3歳頃)の発達目安:「人との関わり」
『成長とともに広がる人間関係』
2歳半から3歳頃になると、お子様は自分だけの世界から一歩踏み出し、周りの人との関わりを深めていきます。
具体的にどのような変化が見られるのか見ていきましょう。
他者との関わり方の変化
社会性の発達
これらの行動は、子どもが成長している証です。
大人としては、子どもの自主性を尊重しつつ、安全に配慮しながら、少しずつ自立を促していくことが大切です。
自我の芽生えを感じますね!
「人との関わり」まとめ
まとめると、2歳6か月頃から3歳頃は
お子様が社会性を育む上で非常に重要な時期です。
周りの人との関わりを通して、協調性や思いやり、そして自分自身の存在を認識していくでしょう。
これらの成長をしっかりと見守り、お子様の社会性を育んであげましょう。
「三つ子の魂百まで」といいますからね!
2、3歳児(2歳6か月頃~3歳頃)の発達目安:「日常生活や運動」
2、3歳頃になると、お子様の日常生活や運動能力は目覚ましい成長を遂げます。
具体的にどのような変化が見られるのか見ていきましょう。
食事では、スプーンやフォークを上手に使い分け、こぼさずに食べられるようになります。
排泄に関して、尿意を知らせ、トイレで排泄できるようになる子も増えてきます。
衣類の着脱に興味を示し、自分でボタンを掛けたり、服をたたもうとしたりするようになります。
運動能力の発達
排泄サポートのポイント
排せつ自立支援においては、個々の子供の状況を細やかに観察し、一人ひとりに合った支援を行うことが重要です。
具体的な策として、以下の点が挙げられます。
これらの策(支援)を通じて、子どもが
- 排泄のタイミングを自分で判断できるようになる
- 成功体験を通して自信を持つことができる
- 排泄に対して積極的な態度になる
といった効果が期待できます。
排せつ自立支援は、子どもの成長を支える重要なプロセスです。
個々の子どもに寄り添い、彼らのペースに合わせて支援を行うことで、子どもたちは自信を持って成長していくことができます。
これらの成長が意味すること
これらの変化は、お子様の身体的な成長だけでなく、自立心や自信の芽生えを意味します。
また、大脳の発達に伴い、運動能力や協調性が向上していることを示しています。
モンテッソーリ教育の5分野のひとつ「日常生活の練習」を取り入れてみるのもひとつですね。
おうちでできるモンテッソーリ教育についての記事は以下から読むことができます。
おうちモンテ!
▼おうちでできるモンテッソーリ教育についての記事はこちらから
2、3歳児のサポートのポイント
2、3歳児は、身体能力が飛躍的に向上し、様々な動きを遊びに取り入れるようになります。
この成長段階に合わせて、以下の点に気を付けて援助を行いましょう。
詳しくは↓で解説します。
安全で広々とした遊び環境の提供
全身運動の促進: 2、3歳児は、体を動かすことが大好きです。滑り台、ボールなど、全身を使って遊べるような遊具を安全に設置し、体を思いっきり動かせる環境を整えましょう。(できる範囲でいいと思います)
動線の確保: 子どもたちが自由に動き回れるよう、十分なスペースを確保し、安全に配慮した動線を設計しましょう。
多様な遊びの提供: 室内でも室外でも、様々な遊びを取り入れ、飽きさせない工夫をしましょう。
動線確保、重要!
自立心を育むサポート
子どもの気持ちを尊重: 子どもが「自分でやりたい」という気持ちを尊重し、できる範囲で手伝いながら、自立を促しましょう。
成功体験を積ませる: 子どもが自分で何かを達成できたときには、具体的に褒め言葉をかけてあげましょう。
かんしゃくへの対応: 子どもがかんしゃくを起こした時は、一旦冷静になり、子供の気持ちを共感してあげることが大切です。
対等な関係性が重要ですね!
想像力を育む環境づくり
なりきり・ごっこ遊びの促進: 人形や動物のぬいぐるみなど、なりきり・ごっこ遊びができるような玩具を用意しましょう。
コーナー作り: ごっこ遊びができるようなコーナーを設け、子供の想像力を刺激しましょう。
絵本や物語の世界: 絵本を読み聞かせたり、物語の世界を一緒に作り上げたりすることで、想像力を育みましょう。
没頭するようになるといいですね
▼2歳半の子どもがハマる「おすすめ絵本」紹介!有名ロングセラー作品
2、3歳児のサポートのポイントまとめ
2、3歳児の成長を促すためには、安全な環境で自由に遊び、自分でできることを増やし、豊かな想像力を育むことが大切です。
これらのポイントを参考に、お子様の成長をサポートしてあげてください。
子どもの「遊び」を理解することができる記事も参考にしてみてください
▼子どもの「遊び」を理解し、良いおもちゃを知ろう!!
2~3歳児の成長を促す有効なツール「知育玩具」を取り入れるメリット
2~3歳児の成長を促す上で、知育玩具は非常に有効なツールです。
知育玩具には、どのようなメリットがあるでしょうか?
筆者のおすすめはレゴデュプロです!
▼詳しい記事はこちらから
2~3歳児の成長を促す有効なツール「知育玩具」を選ぶポイント
2~3歳児の成長を促す上で、知育玩具は非常に有効なツールです。ただ、どのような知育玩具を選べば良いのか、どのように与えれば効果的なのか、悩む保護者の方も少なくないでしょう。
知育玩具を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
詳しくは↓で解説します。
子どもの興味や関心に合わせる
最近興味を示しているものや、よく遊ぶおもちゃなどを参考に、関連性の高い知育玩具を選びましょう。
例えば、乗り物に興味がある子には、形の異なるブロックやパズルなど、創造力を刺激する玩具がおすすめです。
好きではないものをプレゼントしても、あまり遊んでくれないことがあります。
おもちゃ屋さんに行くと色々と興味、関心がわかります
年齢に合ったものを選ぶ
知育玩具には、対象年齢が設定されています。
年齢に合ったものを選ぶことで、子どもは安全に遊び、達成感を味わうことができます。
逆に年齢にあっていないものをプレゼントすると、上手に遊ぶことができず、自信を失います。
子の発達段階とおもちゃの推奨年齢を確認しながらプレゼントするといいですね
多様な素材や機能を持つものを選ぶ
木、布、プラスチックなど、様々な素材の玩具を取り入れることで、触覚や視覚を刺激し、五感を育むことができます。
形を合わせたり、積み重ねたりなど、様々な遊び方ができる玩具は、子どもの発想力を広げます。
同素材のおもちゃしか無いよりか、色々な種類があると学びが得られるかもしれませんね
安全性を確認する
小さな部品があったり、尖った部分があったりすると、誤飲やケガの原因になることがあります。
安全基準を満たしているか、よく確認しましょう。
舐めても平気?口にいれても平気?身体に害のある物質が使われていない? etc…
安いのには理由があります!!
▼おもちゃのマークを解説している記事はこちらから
おすすめの知育玩具はこちら
世に多くの知育玩具・おもちゃが流通しています。
正直どれがいいのか迷うと思います。
おもちゃとして、質、コスト、安全性等の様々な点から、買ってよかった知育玩具・おもちゃを記事にしています。
知育玩具・おもちゃ選びに迷われている方向けの記事になっています。
是非参考にしてみてください。
2歳のころに買ってよかった知育玩具・おもちゃはこちら!
2~3歳児の成長を促す有効なツール「知育玩具」を与える際のポイント
2~3歳児の成長を促す有効なツール「知育玩具」を与える際のポイントを解説していきます。
詳しくは↓で解説します。
一緒に遊ぶ
大人が一緒に遊び、遊び方を教えたり、声かけをすることで、子どもの学習意欲を高めることができます。
知育玩具・おもちゃをプレゼントして、子どもに渡してもモノによっては遊び方がわからなく、いつも遊んでいるモノに目移りします。
おすすめは一度一緒に遊んでみたり、お手本を見せてあげるといいかもしれません。
一緒に遊ぶとコミュニケーションも取れます!
遊び方を限定しない
知育玩具には決まった遊び方があると思いがちですが、子どもは自由に想像力を働かせて、様々な遊び方をします。
大人はそれを尊重し、見守ることが大切です。
原動力は「子どもの自由な発想」です。
本当に子どもは遊び方の発明家です
褒める
子どもが何かを達成したり、新しい発見をしたりした時には、具体的に褒めてあげましょう。
自信に繋がり、学習意欲を高めます。
プレゼントして放置はあまり良くありませんね。よく見てフォローしてあげるといいですよ!
できたね!次はこれできるかな!?と誘導するのも良し
無理強いしない
興味を示さない玩具を無理に与える必要はありません。
子どものペースに合わせて、少しずつ新しい玩具を取り入れていきましょう。
2、3歳児(2歳6か月頃~3歳頃)の発達を知るための具体的な目安と遊び方まとめ
2~3歳児の成長を促すためには、遊びを通して様々な経験をさせてあげることが大切です。
知育玩具は、その一助となるツールです。
しかし、知育玩具だけでなく、絵本を読んだり、自然の中で遊んだりするなど、様々な遊びを取り入れることも重要です。
子どもの興味関心や発達段階に合った玩具を選び、遊びを通して子どもと積極的に関わることで、子どもの成長をサポートすることができます。
この記事が、子育てのヒントになれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。